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骨粗鬆症について

骨粗鬆症とは、骨の強さが極端に低下し健康を崩してしまい、ちょっとしたはずみで転んでも骨折を起こしたりする骨が弱体化している健康状態です。

骨の強さは、ほぼその密度で決まります。この密度が極端に低い場合、まるで大根おろしのようになっているということから、鬆という字が使用されています。

骨粗鬆症は特に女性に多い症状で、60歳から多くなり、80歳台の女性の半数がかかっていると言われています。

体重の負荷などにより背骨に骨折があると、背中の曲がりが強くなって、逆流性食道炎や呼吸器系の疾患などを起こす原因となってしまい、慢性の腰痛にもかかりやすくなります。このように骨折はQOLの低下に他なりませんので、元の健康状態に戻るためにもできるだけ早期の治療が大切です。

骨密度や骨量は、20歳ごろが最大となり、その後40歳ぐらいまでは一定で、後は徐々に減少していきます。骨も歯と同じで、減少と再生を繰りかえす部位ですが、この代謝の加減が極端に悪くなって、減少ばかりが増えてくると、あっという間に骨粗鬆症になってしまいます。

この原因として考えられるのは、エストロゲンなどの性ホルモンが低下すること、そしてカルシウムやビタミンDの欠乏があります。特に女性の場合はホルモンの低下によって著しく骨が弱まり健康を阻害しますので、健康について充分な注意が必要です。

骨粗鬆症に効果的な食事療法として、 カルシウムやビタミンD、またビタミンKを多く含む食品を摂るようにします。カルシウムでは乳製品や小松菜、大豆、小魚など、またビタミンではきくらげやさけ、うなぎや卵、納豆などが健康には効果的です。

また健康のための運動療法としては、ウオーキングやジョギングなどをして骨にある程度の刺激を与えることが健康に大切です。それほど難しいものではなく、日常的に工夫をすれば時間が取れるもので充分です。

薬物療法では、ビスフォスフォネートという薬剤がよく用いられます。この薬剤には、骨吸収を阻害しながら骨の代謝を改善して、骨密度を増加させ健康に近づける働きがあります。